| 腰痛でコルセットはつけるほうがよい!? |
恵比寿・広尾のタイ式マッサージ店ボディプラスの綿引です。
今回は腰痛にコルセットをつけるのはよいのか?をお伝えしてきます。
腰痛の治療で使用される腰に巻くコルセットですが、そもそもコルセットの効果はどのようなものでしょうか?
●コルセットの4つ効果・メリット
1.筋力が低下している腹筋・背筋の補助・補強
2.背骨を安定させる
3.腰のねじれなど無理な動きの予防
4.腰骨の並びを整える
コルセットで背骨を安定させることで、腰骨・椎間板にかかる負担を減らすことができます。
●2種類のコルセット
1.布製のコルセット
2.ポリプロピレン製の硬いもの
症状によって使い分けますが、標準なものは布製になり保温効果もあります。
●コルセットの注意
□急性期は装着・慢性期ははずす
急性期の痛みが強い時期にはコルセットは有効的です。
コルセットで腰を支えているので痛みも緩和して、ついつい頼りたくなりますが、痛みが減ってきている慢性期でコルセットを付けていると腹筋、背筋がコルセットに頼って弱ったままになり腰痛の再発をしかねません。
ですので、痛みの減った慢性期に入ったら、コルセットの装着頻度を減らしていき背筋・腹筋のトレーニングを少しずつ始めていきましょう。
筋力がアップすることで腰痛の再発を防ぐことができます。
※腰に強く負担がかかる作業の時はコルセットで腰を守りましょう。
●コルセット装着期間の目安
腰痛発生から1~2か月が過ぎたら、少しずつ使用頻度・時間を減らしていきます。3か月を目安に使用をやめていきましょう。
※ただし、症状の回復具合もありますので、専門医の指示にしたがいながら治療・運動をしてきましょう。